インドの役に立っている円借款 ２

実はこの建設費の６割にあたる1624億円が日本からの円借款で
賄われています。


03年１月には新たにインド南部の都市バンガロールにおいても、
地下鉄を含む都市高速鉄道建設に日本政府がODAを使って
総額約414億円を融資することが決まっています。


ガンジス河の水質の浄化にも日本の円借款供与が一役買っています。

汚水の垂れ流しなどによってガンジス河の水質は年々急速に悪化しており、
沐浴をするヒンズー教徒の人たちにも健康被害が広がっています。

インドは円借款を利用して下水道施設やトイレなどの建設を進め、
ガンジス河の水質汚染を食い止めようとしています。